こんにちは!医師のこんどすです。
2回目のコロナワクチンの接種が済みました。
これからワクチンを接種する人にむけて
特に2回目のワクチン接種後の経過と
僕の所属する部署内での副反応の発生率を報告します。
2回目の詳細なデータはこちら↓

接種後の経過
1回目のコロナワクチン接種後から、約3週間をあけて
2回目の接種を受けました。
1回目の接種後は肩が痛い程度でしたが
2回目は圧倒的に副反応の発生率が高くなります。
果たしてどうだったのか?
ちなみに1回目の接種後の経過はこちら↓

① 接種時(PM2:00)
接種時の、筋肉注射の痛みは1回目と同様でした。
ほとんど痛みはありません。3秒くらいで終わります。
海外のダーツ見たいに刺す接種シーンとは異なり
丁寧に優しく、針がブレないように注射してくれます!
痛くないし、数秒で終わるよ!
② 接種後4時間(PM6:00)
接種部位に疼痛がジワリと出現してきました。
痛みの程度は、1回目と同じくらいか、少しラクかもしれません。
腫れてもないし、腕はあがります。
「痛みが少しラクかも」は、職場のほとんどの人が言っています。
が、後述しますが、職場のほとんどの人は解熱鎮痛薬を服用していたからかもしれません。
あと1つ告白すると、僕は前日にジムで筋トレをしていて
そもそもほどよく胸や背中、肩周りに筋肉痛がきていました(笑)。
③ 接種後6時間(PM8:00)
仕事終わり頃から、頭痛がありました。
おそらく緊張型頭痛だと思います。
長時間パソコン作業をして、目が疲れたり、首や肩の凝るとなる頭痛です。
普段からよく頭痛になりますが、同様の痛みでした。
もちろん副反応の可能性もありますが
普段通り頭痛のためロキソニンを1錠服用しました。
④ 接種後9時間(PM11:00)
頭痛もすっかり改善し、そろそろ就寝時間です。
昼過ぎにワクチンを打ったので、今は夜11時です。
ここからあらかじめ計画していた通り
アセトアミノフェン600mgを副反応に備えて
予防内服してから寝ました。
⑤ 接種後17時間(翌朝AM7:00)
朝起きて、発熱なし。頭痛や倦怠感もなし。
一切の全身性の副反応を認めず。
注射をしたところの痛みはありますが、それも1回目のときより
少しラクなくらい。腕もあがります。
ただ、1回目と違い、注射した方の脇に痛みがありました。
接種した肩から近いリンパ節の腫脹による
頚部痛や腋窩痛(どちらもリンパ節が多く、風邪を引いても腫れたりする)は
少ないですがもともと報告されています。
職場の女性スタッフも首と脇が痛いと言っていました。
副反応は、接種日の翌日が最も高頻度に現れるので
まだまだ警戒が必要です!
朝も引き続きアセトアミノフェン600mgを予防内服しました。
⑥ 接種後23時間(翌日PM1:00)
著変なし。肩と脇が痛い。
念の為、引き続きアセトアミノフェン600mgを予防内服。
予防内服はいつまで続けるの?
⑦ 接種後29時間(翌日PM7:00)
著変なし。肩の痛みはほどんどなし。
脇はまだ痛い。
ダメ押しのアセトアミノフェン600mg予防内服。
これで予防内服はラストにしました!
⑧ その後
その後も発熱や倦怠感といった全身性の副反応は出現しませんでした。
脇の痛みは3日ほど続きました。
結局、脇の痛みはあったけど、ほかに特につらかった症状はなかったよ!
自分の部署での副反応発生率
スタッフ12名(男性5名・女性7名)
最初にワクチンを打った男性スタッフ3名が
なんと翌日、軒並み体調不良!発熱、倦怠感で寝込んだとのこと。
3分の3人で100%の確率で体調不良。。。
なんと・・・
これは聞いてたより副反応やばいぞ!となり
以後に続くスタッフはみな解熱鎮痛薬の予防内服することにしました。
内服量や内服開始のタイミングはスタッフそれぞれで異なりますが
結果としては最初の3名を除く、残りのスタッフ9名のうち発熱したのは1名のみでした!
結果をまとめると発熱や体調不良者は
12人中の4人(33%)でした。
体調不良者4名の男女比は男性3人:女性1人でした。
男女比こそ統計通りではなかったですが
副反応出現率自体はほぼ統計通りという結果に・・・
まとめ
僕は特につらい副反応はありませんでした。
部署内での副反応(発熱)の発生頻度は事前の統計データ通りでした。
しかし、頭痛や倦怠感などは少なく済みました。
解熱鎮痛薬の予防投与で、副反応を回避あるいは軽減できるかもしれません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
詳しい方法はまた紹介するね!